ガラクトースは、アルドヘキソースに分類される単糖の一種で、糖タンパク質、糖脂質などの形で動植物に幅広く存在します。ガラクトースは、生理的に重要な糖の一つで、D-グルコースとともに乳糖を構成するほか、脳に含まれる糖脂質(セレブロシドやガングリオシド)やそのほか細胞膜構成糖タンパク質の構成成分でもあります。
Pfanstiehl社のガラクトースは、バイオ医薬品製造での使用に特化して開発され、業界最高水準の品質および純度規格を持っています。
ガラクトースは、CHO (Chinese Hamster Ovary) 細胞を用いた組換えタンパク質産生では、ガラクトースを細胞培養用培地に添加することで、シアル酸付加が促進されることが報告されており、培地添加剤/フィード培地成分としても多く使用されています。
バイオ医薬品製造におけるガラクトース使用のメリット
- 乳酸とアンモニア産生量の削減
- 標的タンパク質産生量の増加
- 細胞培養培地およびフィード培地の添加剤
Pfanstiehl社のガラクトースは、USP-NF (United States Pharmacopoeia – National Formulary), EP (European Pharmacopoeia)が定める基準に適合しています。
製品 | 製品コード | CAS番号 |
D-ガラクトース, High Purity, Low Endotoxin(植物由来) | G-126-2 | 59-23-4 |
D-ガラクトース, High Purity, Low Endotoxin(植物由来 | G-126-3 | 59-23-4 |
D-ガラクトース, High Purity, Low Endotoxin(乳糖由来) | G-125-1 | 59-23-4 |
パッケージサイズ:1 kg、5 kg、25 kg、50 kg
評価用サンプル(100g)をご用意しております。